江戸時代よりつづく、縁起物のお雛さま
埼玉県越谷市でつくられている「越谷練雛」は、
江戸時代よりつくられている郷土雛です。
桐のおがくずに糊を混ぜて、型をとる「練物」と呼ばれるもので、
最後に胡粉と顔料で絵付けをしています。
また、「赤物」とも呼ばれています。
古くから赤色が天然痘除けによいとされているのです。
現在では、病気除け・魔除けの縁起物ですね。
越谷練雛は、越谷の「ひな源」さんが、
西澤笛畝の「雛百種」(大正4年刊)に描かれている越谷練雛を参考に、復元したものです。
鮮やかな色彩は、一つ一つ手作業で絵付けをしたもの。
にこやかな表情がとても印象的ですね。
越谷のひな人形づくりは、
江戸時代の安永年間(1772〜1781年)に、江戸の十軒店(日本橋)で修行した会田佐右衛門が、
越谷にて製作を始めたのがはじまりと言われています。
江戸時代、幕府はぜいたくが禁止される「奢侈禁止令」を出しました。
越谷の雛人形は、その影響で「練雛」の様に小さなものを作るようになったと言われています。
ブランド・製造者 |
ひな源 |
素材 |
桐のおがくず |
重量 |
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製品サイズ |
男雛 幅9 × 高さ9.7 × 奥行5cm
女雛 幅9 × 高さ8.5 × 奥行4.5cm |
産地 |
埼玉県越谷市 |
パッケージ |
桐箱入り |
注意点 |
- 塗り色は、パソコンの画面上や、光の加減など、見る環境によって違いがあり、現品との色目と若干の差異が生じる場合がございます。何卒ご了承ください。
- 職人の手作業の為、商品写真と比べ、表情や模様に違いあることがございます。
- 底の穴は、制作する際に棒を刺すもので、全てに存在しています。
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